「臼杵酔いブリ」や絶品惣菜の老舗鮮魚店&“宝の山”リサイクルショップを探訪 大分
冬の味覚を熱々で!大分の鍋焼きうどん2店を食べ歩き
寒い冬に心も体もほっと温まる鍋焼きうどん。
グルメコーナー「おのりのいただきますっ!」では、大分県内の絶品鍋焼きうどんを求めて食べ歩きました。
リポーターのおのりさんは、香川県出身。「僕はうどんを食べて育ちましたから、うどんは大好物ですよ」と、うどん愛を語ります。
昭和52年創業の老舗「豊後おかめうどん」
最初に訪れたのは、大分市東浜の県道22号(通称40メーター道路)沿いにある「豊後おかめうどん」。昭和52年創業で、まもなく半世紀を迎える老舗のうどん店です。

まず運ばれてきたのは「かも鍋焼きうどん」(1,150円)。蓋を開けた瞬間、「いい香り!」。鍋の中には手打ちうどんに加え、鴨肉や温泉卵などたくさんの具材が入っています。
うどんを一口食べるとそのおいしさに思わず満面の笑み。手打ちのうどんは、前日に生地をこねて一晩寝かせて熟成させることで強いコシとなめらかさ、透明感がある麺に仕上がっているのです。

そして特筆すべきは出汁の美味しさ。店では天然素材だけを使用したこだわりの出汁を毎朝とっています。北海道の真昆布、鹿児島県のかつお節、高知県の宗田節など、産地から直接仕入れる徹底ぶり。「うどんの美味しさに負けないくらい魅力的な出汁」とリポーターも感動していました。

続いておのりさんがチャレンジしたのは「赤にら鍋焼きうどん」(1,150円)。
この「赤にら鍋焼きうどん」は約2年前から販売されているメニュー。大分名物のニラと豚肉の相性の良さを生かし、店独自の辛み調味料とコチュジャンを加えた一品です。
鍋焼きメニューは期間限定(10月~翌年ゴールデンウィーク前頃まで)とのこと。

九重町の「食事処 春日」で味わう白味噌の打ち込みうどん
続いて訪れたのは、九重町粟野の国道210号沿いにある「食事処 春日」。昭和初期に旅館として創業し、その後は飲食店に転業して40年以上経つという歴史あるお店です。

こちらではまず「打ち込みうどん(白味噌)」(950円)をいただきます。
「打ち込みうどん」とは、香川県の郷土料理。打ちたてのうどんを茹でずにそのまま煮込むことからそう呼ばれているのだそうです。
白味噌は地元の味噌店から米ベースのものを仕入れ、店独自にアレンジしているそう。山菜、ワカメ、ネギ、餅、卵が豪華に盛られ、見た目にも華やか。
固形燃料を使って加熱しながら食べるので、最後まであたたかいうどんが楽しめるのも魅力です。

続いては、鍋焼きスタイルとしては珍しい「カレー鍋うどん」(1,040円)。うどん出汁をベースに数種類のスパイスをブレンドして作られたトロトロのスープがたまりません。さらに肉うどん用の牛肉ものっています。しっかり味付けされた肉は柔らかい食感が自慢とのこと。

鍋焼きうどん5種類の豊富なメニュー
「食事処 春日」では、鍋焼きスタイルで提供するうどんが全部で5種類もあります。鶏鍋うどん(1,000円)、打ち込みうどん(950円)、カレー鍋うどん(1,040円)、すき焼き鍋うどん(1,100円)、鍋焼きうどん(900円)と豊富なラインナップです。ぜひお出かけください。
・豊後おかめうどん
大分市東浜2-6-16
電話番号:097-551-5888
営業時間:11:00~15:00(L.O.14:30)、17:00~21:00(L.O.20:30)
定休日:火曜日、月に一度水曜日休みあり
・食事処 春日
九重町粟野1140-1
電話番号:0973-76-2960
営業時間: 昼 平日11:00~15:00、土日祝10:30~15:00(L.O.14:30)
夜 平日17:00~20:00、土日祝16:30~20:00(L.O.19:30)
定休日:火曜日の夜